東京大学が日立理科クラブと連携し、小中学生を対象として開講している未来の科学者を育成するプログラム「ジュニアドクター育成塾」が、2023年度の受講生募集を開始しています。
ジュニアドクター育成塾とは?
科学技術イノベーションを牽引する傑出した人材の育成に向けて、高い意欲や突出した能力のある小中学生を発掘し、さらに能力を伸長する体系的育成プランの開発・実施を行うプログラム。国立研究開発法人 科学技術振興機構が大学や高等専門学校などの実施機関を支援しています。令和5年度の実施期間はこちら(外部リンク)。
応募に関するQ&A
プログラムの概要や申込上の注意点などをQ&A形式でまとめました。
Q:応募できるのは誰?
A:科学技術に関心が高い小学6年生、中学1年生、2年生です。
Q:いつまでに応募すればいい?
A:5月10日必着です。(メールで申込)
Q:場所やスケジュールは?
A:場所は茨城県日立市(オンライン参加あり)。5月~翌3月までです。

年間スケジュール
募集時点での予定(変更可能性あり)として、下記年間スケジュールが記載されていました。
開催日(予定) | 内容 |
5月28日 (日) | ※選抜を兼ねる |
6月25日(日) | |
7月23日(日) | |
8月6日(日) | |
8月(日程検討中) | 先端研究開発施設見学 ※理数合同全日、対面参加のみ |
9月24日(日) | |
10月15日(日) | 茨城大学での体験学習※理数合同全日、対面参加のみ |
11月26日(日) | 自由研究発表会、キャリア学習会※理数合同 |
12月24日(日) | |
1月21日(日) | |
2月18日(日) | |
3月10日(日) |
講座の特徴は?
国立研究開発法人 科学技術振興機構のページに掲載されている「取組概要」を読むと、東京大学はこの「ジュニアドクター育成塾」の特色を、次のように説明しています。
産官学連携によるSTEAM学習を通じた未来の科学者育成
【特色】
出典:取組概要
「知識の統合や関係づけ」を軸としたSTEAM的な見方・考え方と、未来を拓く資質・能力を併せ持ち、自ら「問うべき問い」を立てて仲間と探究できる未来の科学者育成を目指すプログラムです。オンライン受講についても相談に応じます。
第一段階では、東京大学の開発したアクティブ・ラーニング(AL)の手法と、最先端技術開発の現場に長年かかわってきた高度理数系専門家シニアや外部連携機関による実験講座を中心としたプログラムで、探究の基盤となる力を楽しみながら身に付けます。
第二段階では、東京大学の提供する多様なコンテンツを使って高校生や大学生と一緒に探究を深めるワークショップや、コンテスト参加を目指した自由研究などのハイレベルなプログラムをとおして、未来の科学者として進む道筋の見通しを得ることができます。
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